...軈てまた二哩許り辿つてゆくと...
石川啄木 「散文詩」
...約二百万哩(マイル)を航続する力を持っていた...
海野十三 「宇宙戦隊」
...時速六十五哩(マイル)という砲弾のようなスピードで...
海野十三 「西湖の屍人」
...村から半哩ばかりのところに...
オウ・ヘンリ 三宅幾三郎訳 「水車のある教會」
...森や山を何哩もの間搜して見た...
オウ・ヘンリ 三宅幾三郎訳 「水車のある教會」
...三哩(マイル)の言語(ことば)4・29(夕)英軍が今度の戦争で発明した新しい武器に亀の甲のやうな“Tank(タンク)”があるのは知らぬ人もあるまい...
薄田泣菫 「茶話」
...このアンチウム市の西北さらに百三十哩の――我々こそは未だ行ってみたこともありませんが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...もう六十哩(マイル)も向うで木から木を伝わって...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...ダアビイの距離は一哩(マイル)半...
谷譲次 「踊る地平線」
...この中(うち)ビッグ・ベン線は延長四分の一哩(マイル)に過ぎず...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...一万哩(マイル)彼方のエディンバラの美しい街を憶(おも)い出していた...
中島敦 「光と風と夢」
...太陽の様な白熱の強い光を凝集して一哩四方の大光明となさねばならぬ...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...ベシー?」「何千哩(マイル)も離れた島で...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...數哩離れた山のなかの部落へ棄てられに行くところを...
堀辰雄 「匈奴の森など」
...約二十哩の距離に汽船の黒煙らしいものを認めたが...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...約五哩隔たったところに大きな客船の灯を見た...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...或日ガスケル兄弟は商用で三十哩(マイル)計り離れた市へ出掛けていったが...
松本泰 「日蔭の街」
...流(なが)れは何處(どこ)まで行(い)つても盡(つ)きないのかしら?『今(いま)までに私(わたし)は幾(いく)哩(マイル)落(お)ちたかしら?』と愛(あい)ちやんは聲高(こわだか)に云(い)ひました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
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