...これは又サテ/\見すぼらしい骸骨である哩(わい)...
石川啄木 「雲は天才である」
...何だか樣子が違ふ哩(わい)と思つとると...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...チュニスから三百哩もある所だよ...
犬養健 「亜剌比亜人エルアフイ」
...時速六十哩(マイル)の快速力で...
海野十三 「人造物語」
...京浜国道(けいひんこくどう)を六十哩(マイル)のスピードで走っていて...
海野十三 「西湖の屍人」
...どこまで攻めて来たのかね」「もう十哩(マイル)向うまで来ているそうだ...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...五哩(マイル)程向うの繁華な高原都市N市を出た汽車が...
江戸川乱歩 「鬼」
...何哩もの遠くから...
オウ・ヘンリ 三宅幾三郎訳 「水車のある教會」
...ざつと四哩の長さになる...
薄田泣菫 「茶話」
...北へも南へも僅か三哩(マイル)ほどしかない...
永井荷風 「黄昏の地中海」
...毎日往復十四哩(マイル)では大変だから...
中島敦 「光と風と夢」
...トムプソン銃(ガン)をもって四千哩の長いはげしい旅行をし...
久生十蘭 「だいこん」
...御存知には違ひなからうがスカウツ・ペースといふのは一哩を十分強で駆るハイキングの術語である...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...馬は四十哩(マイル)を走った後でも...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...三十哩(マイル)内外の急速度で軌条を摩擦して来る火花の光りに外ならなかった...
夢野久作 「斜坑」
...汽車は渾河駅から撫順支線に入つて東行すること二十九哩強である...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...五十哩で太平洋に面しているに拘らず...
和辻哲郎 「鎖国」
...あらゆる交通路には五哩以下の距離毎に小さい駅逓を設け...
和辻哲郎 「鎖国」
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