...お前呼ばわりをされる兄哥(あにい)でないぞよ...
泉鏡花 「浮舟」
...二十八九の人品(ひとがら)な兄哥(あにい)である...
泉鏡花 「歌行燈」
...その時になって慶娘は興哥に言った...
田中貢太郎 「金鳳釵記」
...手前(てめえ)までそんな事を言やがると承知しねえよ」「相済みません」「本所は石原の兄哥(あにき)の縄張だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「平次兄哥(あにき)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「八兄哥、お寿はもう白状しているんだぜ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「三輪の兄哥の前だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「錢形の兄哥、考へることはあるまいよ、下手人は板倉屋の伴三郎さ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八五郎兄哥(あにい)とは夢にも知らねえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一(ひと)かど兄哥(あにい)で暮しておりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それさえ判らなかったそうで」「青物町の久三郎兄哥(あにい)は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...下手人は勝の野郎ぢやないよ、兄哥」と平次...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――木場の兄哥のすることにケチを付けちやならねえ」「いえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兄哥(あにい)の見込みは?」改めて平次は金六に訊きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...富五郎兄哥(あにき)の前だが――この手ぎわを見てくれ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...吝(しみ)ったれた兄哥(あにい)魚市場のすぐうしろにある...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...哥(うんか)は眼をまろくしてよろこび...
吉川英治 「新・水滸伝」
...……だが兄哥(あにき)...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??