...此家(ここ)の兄哥(あにや)が...
泉鏡花 「海異記」
...こんの兄哥(あにや)が...
泉鏡花 「海異記」
...哥津ちやんも平塚で年を迎へるさうですし集まることも出来ません...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年一月号)」
...雪車(そり)哥うたひながら徐々(しづかに)束(たばね)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...件(くだん)の柿崎(かきざき)の哥も弘法行脚(ぐほふあんぎや)の時(とき)の作なるべし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...その身よりとしの二ツもうへの哥妓(げいしや)をつれて出奔(しつほん)し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...了阿(れうあ)上人が和哥の友相場氏は椎谷侯(しひやこう)の殿人(とのびと)ときゝて...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...兩親に繩を打つたお前――與力笹野新三郎にかゝるのは當り前の事ぢやないか」「――」「下にゐるのは俺の兄哥の勇五郎だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三「おや八兄哥、大層好い鼻ぢやないか」三輪の萬七とその子分のお神樂(かぐら)の清吉、朝つから調べ疲れて、見當も付かずに居るところへ八五郎を迎へて、苦々しいとは思ひながらも、何となくホツとした樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「八兄哥には泉屋の店口を頼むぜ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...金六兄哥」風呂場の血潮の中から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...金六兄哥、その番頭さんは人を殺せないよ」と平次...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「八兄哥、お寿はもう白状しているんだぜ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三輪(みのわ)の万七兄哥とは違うから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...銅八兄哥に済まねえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...與吉兄哥(あにい)に見張らせることだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...哥薩克の先頭に立ち...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...五十哥(カペイカ)でも多い方へ多い方へと...
宮本百合子 「「鎌と鎚」工場の文学研究会」
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