...饂飩屋に飲む博多節の兄哥(あにい)は...
泉鏡花 「歌行燈」
...「それじゃ兄哥、大事にするがいいよ、俺は帰るから」「済まなかったね、銭形の、碌な茶も出さない、――お品は一体何をしてるんだろう」平次は妙にそぐわない心持で外へ出ました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「八兄哥、血のことを気にするようじゃ、鎌鼬(かまいたち)という見当だね...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「黒助兄哥(あにい)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――八五郎兄哥、気の毒だが玄翁が力松のものでないと解るまでは、この縄は解けねえよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「朱房の兄哥(あにき)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「八兄哥、大した手柄だ」萬七は一番先にかう言ひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俺と石原の兄哥は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三輪の兄哥が睨(にら)んだ板倉屋でもなきゃ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...兄哥さへよかつたら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...銭形の兄哥(あにき)じゃないか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いくら兄哥の手傳ひでも仕事が出來ない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小屋から葬(とむら)ひは出し度くないつて言ひますが――」「石原の兄哥のところへも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「小三郎兄哥(あにい)ちょいと来てくれ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どつこい! それあ哥薩克らしくないやり方だよ! いつたいお前さん...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...この頃の哥薩克馬には...
夢野久作 「暗黒公使」
...鸚哥に負けぬカン高い声をして...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「おいッ、兄哥(あにき)、何をばかな真似をするのだ、あぶねえじゃねえか」普請場(ふしんば)の方で、この態(てい)を見て飛んできた、仲間の大工の一人だった...
吉川英治 「親鸞」
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