...……(一)志賀直哉氏の作品は何よりも先にこの人生を立派に生きてゐる作家の作品である...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...雖然いまだ得と御請之筋不知御了簡候いづも之筋有之可然候哉...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...果(はた)せる哉...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...そして放哉坊を思ひ出さずにはゐられない...
種田山頭火 「行乞記」
...客観のコーヒー主観の新酒哉(かな)(昭和三年十一月...
寺田寅彦 「柿の種」
...然し春秋に用ゐてある所の始といふ意味の字は元とか正とかの字であつて初哉首基の字でないといふことが...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...誰(た)れぞオヽ松野(まつの)か何(なん)として此所(こゝ)へは否(い)や何時(いつ)の間(ま)にと詞(ことば)有哉無哉(うやむや)支離滅裂(しりめつれつ)上乃二丸窓(まるまど)にうつる松(まつ)のかげ...
一葉女史 「たま※[#「ころもへん+攀」、U+897B]」
...天地に草ある限り食ふと大牛よい哉その背我に貸さずや 席上大に賞讃を博したものなので未だに覚えてゐるが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...惜い哉(かな)木蓮屁茶居士などというのはかすかに聞えたが...
正岡子規 「墓」
...」純哉さんの妹は唇(くちびる)が紫で心臓が悪かった...
宮沢賢治 「山地の稜」
...志賀直哉が前月「早春の旅」という随筆のような小説で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いまだ東都に候哉...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...何等かの表現能力を持っている事を認め得られない筈はありませぬ」果せる哉(かな)...
夢野久作 「鼻の表現」
...とはよくも思いきっていえたもの哉と...
吉川英治 「三国志」
...そなたも不知哉丸も...
吉川英治 「私本太平記」
...不知哉丸(いさやまる)に初の父子の対面をさせ...
吉川英治 「私本太平記」
...いくら腹は借りものでも不知哉丸さまのご生母でもある」「とすれば...
吉川英治 「私本太平記」
...不知哉丸には意識的に差別をする...
吉川英治 「私本太平記」
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