...蒼龍空に舞ふが如き老松の間にさつぱりとして却て云ふにいはれぬ品格ある舍殿幾棟よりなれるが...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...品格ある娯楽の間自然的に偉大な感化を得るのであろう加うるに信仰の力と習慣の力と之を助けて居るから...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...品格ある人物が集りましても...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...ただ品格ある人士には...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」
...品格ある人間のことをそれまでに御配慮下さるとは有難いことです...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」
...重吉には名誉と品格ある人々の生活がわけもなく窮屈に...
永井荷風 「ひかげの花」
...品格ある家庭に於ては...
中里介山 「大菩薩峠」
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