...宿の内儀(かみさん)は既(も)う四十位の、亡夫は道庁で可也(かなり)な役を勤めた人といふだけに、品のある、気の確乎(しつかり)した、言葉に西国の訛りのある人であつた...
石川啄木 「札幌」
...十九ばかりの品のあるお嬢さんが...
泉鏡花 「薄紅梅」
...彼女は一人の気品のある白髪の老紳士がその小路をこちらへ近づいて来るのに気がついた...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...お鶴と品のある中年の(きれい)な女がいた...
田中貢太郎 「春心」
...そしてやはりどこか飼い猫らしい鷹揚(おうよう)さとお坊っちゃんらしい品のある愛らしさが見えだして来た...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...褐色の汚れはもはやない! それとともに、頬に大きく付いていた恐ろしい傷痕もなくなり、そしてあざ笑うようにも見えたあのねじれ唇もなくなったのだ! 引っ張ってもじゃもじゃの赤毛を取り外すと、そこに、寝台に起き直ったのは、青白い悲しげな顔の、品のある男で、黒髪につるつるの肌、目をこすって寝ぼけて戸惑いながらもホームズの方をじろじろと見る...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...その大身のさむらいと思われる人品のあるのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...気品のある言葉で...
中里介山 「大菩薩峠」
...穏やかなうちに品のある物言いも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...友はどこか品のある瞳の大きな想像したとほりの毛唐のやうなとこのある人であつた...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...あの人の持つ麗々しい気品のある...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...御家内(ごかない)も武家の出だから品のある女(ひと)だった...
長谷川時雨 「大門通り界隈一束」
...上にあげた商品のあるものにおいて...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...ここぞと言うとき気品のある高みに達したのだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...それを見て自分は初めて先生に「笈摺草紙」といふ作品のある事を知り...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...美術品のある部屋に行つて彼女の立ちすがたの寫眞をとつた...
室生犀星 「巷の子」
...何してもこんな気品のある紫色は少いのでありますから...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...髪も裾(すそ)も埃にまみれた――しかしどこか気品のある若い女が――門前から中を覗いて...
吉川英治 「大谷刑部」
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