...図書館の位置が火災の原因になりやすい医科大学の薬品のあるところと接近してゐるのも宜敷(よろし)くない...
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」
...ある人が私の作品のあるカメラ・ポジションを批評して...
伊丹万作 「カメラに関する覚え書」
...気品のある鼻すじの高い悧巧(りこう)そうな顔――だがヒステリー的に痩せぎすの女...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...その大身のさむらいと思われる人品のあるのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...鄙(ひな)びた中にも品のある女でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...背の高い氣品のある男であつた...
林芙美子 「風媒」
...すなおな品のある人になってほしいわ...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...身のとりなしに気品のあるのは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...品のある高慢で意地悪で反比例にどれだけ凄い澄んだきれいさに満ちたネルリであつたらう...
室生犀星 「愛の詩集」
...どこか品のある顔は澄んで...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...私は二人が美術品のある部屋に行つても立ち合はずに...
室生犀星 「巷の子」
...何してもこんな気品のある紫色は少いのでありますから...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...恐しく気品のある顔立ちだ...
夢野久作 「冥土行進曲」
...何か心を淨めてくれる高雅な氣品のあるものが見たかつた...
横光利一 「悲しみの代價」
...人間はかう云ふ氣品のあることを云ひたいのだ...
横光利一 「寢たらぬ日記」
...すらりと蒼い浪人風の品のある男が立って棚の本を眺めている...
横光利一 「夜の靴」
...どこか気品のある老母と若い美婦人と幼な児たちが...
吉川英治 「三国志」
...美しい中にもどこかに気品のある容貌...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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