...リボンの色合の品さだめをしたり...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...雨夜(あまよ)の品さだめ――雨は...
中里介山 「大菩薩峠」
...その品さだめで鶏(とり)が啼(な)いてしまったそうです...
中里介山 「大菩薩峠」
...この場限りの品さだめでなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...赤ん坊のきりやうの品さだめしてゐるやうで...
林芙美子 「あひびき」
...お神さんはよく寶石屋を呼びとめてはダイヤモンドの品さだめをしてゐたけれども...
林芙美子 「ボルネオ ダイヤ」
...品さだめなんかして……いったい……」ここで...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...大きな声で参詣の人の品さだめをしてきかせていた...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...ためつすがめつ彼の外套の品さだめをした...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...品さだめをしてやるわ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...もうかなり流しで貰ひ集めた白麺麭や腸詰や団子などの品さだめをしたりした...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...乘客達は彼女の品さだめをした...
室生犀星 「はるあはれ」
...仮粧坂(けわいざか)や大磯小磯の妓(おんな)の品さだめに通(つう)を誇る――といったふうな武士のみが...
吉川英治 「私本太平記」
...男振りの品さだめまでしたあげく...
吉川英治 「新・水滸伝」
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