...哀韻嫋々(でう/\)...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...哀韻(あいいん)切々と耳を打ってきました...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...哀韻(あいいん)を含んで私の胸に響いた...
谷崎潤一郎 「秘密」
...極めて意味深い哀韻の詩を見出して...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...喨々(りょうりょう)として水のせせらぐに似た尺八の哀韻...
吉川英治 「剣難女難」
...七八丁も隔つてゐるであらう向う岸から絶壁の古林にこだましつつ響いて来る笛の音の如き哀韻を聴いた...
吉田絃二郎 「八月の霧島」
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