例文・使い方一覧でみる「咽」の意味


スポンサーリンク

...女房もそれなりに喉(のど)ほの白う仰向(あおむ)いて...   女房もそれなりに咽喉ほの白う仰向いての読み方
泉鏡花 「海異記」

...水腫(みずぶく)れのした喉(のど)と...   水腫れのした咽喉との読み方
谷譲次 「踊る地平線」

...喘息病(ぜんそくや)みのように喉(のど)の奥をぜい/\鳴らして息を入れた...   喘息病みのように咽喉の奥をぜい/\鳴らして息を入れたの読み方
谷崎潤一郎 「聞書抄」

...暗がりの中で妻の微(かす)かに嗚(おえつ)する声を聞いたことがあった...   暗がりの中で妻の微かに嗚咽する声を聞いたことがあったの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...彼女にすれば一生懸命喉(のど)を振り搾(しぼ)っているのだけれども...   彼女にすれば一生懸命咽喉を振り搾っているのだけれどもの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...渦(うず)巻く煙に(むせ)びながら...   渦巻く煙に咽びながらの読み方
谷崎潤一郎 「武州公秘話」

...喉が乾いて來ると殆ど我慢の出來ぬ程匂のいゝ甘い果物と珈琲とが味ひたくて堪らなく思はれたのだ...   咽喉が乾いて來ると殆ど我慢の出來ぬ程匂のいゝ甘い果物と珈琲とが味ひたくて堪らなく思はれたのだの読み方
永井荷風 「新歸朝者日記」

...あの野郎がわたしのこの喉(のど)をおさえて...   あの野郎がわたしのこの咽喉をおさえての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...聲のない嗚(をえつ)が喉に絡(から)んで...   聲のない嗚咽が喉に絡んでの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...焼酎を飲みつけている彦太郎の喉には...   焼酎を飲みつけている彦太郎の咽喉にはの読み方
火野葦平 「糞尿譚」

...少女の(のど)からほとばしった...   少女の咽からほとばしったの読み方
平田晋策 「昭和遊撃隊」

...言葉が嗚(をえつ)の中に消えて了つた...   言葉が嗚咽の中に消えて了つたの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...喉を無理せずに十分に活躍させて...   咽喉を無理せずに十分に活躍させての読み方
三浦環 「お蝶夫人」

...雪以外の物を喉に通していない...   雪以外の物を咽喉に通していないの読み方
三好十郎 「斬られの仙太」

...声を忍んで(むせ)び泣き初めた...   声を忍んで咽び泣き初めたの読み方
夢野久作 「斬られたさに」

...だんだん嗚の声が鎮まるにつれ...   だんだん嗚咽の声が鎮まるにつれの読み方
横光利一 「旅愁」

...かの女の嗚(おえつ)だけが...   かの女の嗚咽だけがの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...ただの大きな嗚(おえつ)となりながら...   ただの大きな嗚咽となりながらの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「咽」の読みかた

「咽」の書き方・書き順

いろんなフォントで「咽」

「咽」の英語の意味

「咽なんとか」といえば?  


ランダム例文:
袢纏   知りたい   周囲を回る  

【待望の機能】手書き風日本語フォントが「縦書き」に対応!和風デザインに無料活用

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
適格性   免疫細胞   無責任  

スポンサーリンク

トップへ戻る