...もうどこかそこらで彼の霊魂に咬みついているようでもあった...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...咬みつくと承知しないよ...
魯迅 井上紅梅訳 「兎と猫」
...舳(へさき)を咬む波が...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...「あいててて」犬のように咬みつかれたので...
海野十三 「怪塔王」
...歯をもって咬(か)み殺すとは何ごとであるか...
海野十三 「恐怖の口笛」
...「咬得菜根(さいこんをかみえば)百事可做(ひやくじなすべし)」汁の蓋に...
薄田泣菫 「茶話」
...「人得咬菜根百事可做」「勿躰ないも卑しいから」九月十四日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...「咬(か)みは致しませんのよ」と彼女は言って...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...これに咬み付かしむればたちまち死す...
南方熊楠 「十二支考」
...さて大栗を放ちてその馬を咬ましめ...
南方熊楠 「十二支考」
...一は牝犬がその子の心得違いを太(いた)く咬み懲らしたので...
南方熊楠 「十二支考」
...わたくしの全身に咬みつくやうに見つめていらつしやるあなたに...
室生犀星 「はるあはれ」
...カーリーの顔が眼からあごにかけて咬み裂かれていた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...バックの肩下を咬んでおいてとび離れた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...しばらく後まで歯の痕が肉に残るほどひどく咬みしめるのであつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...日本の守宮(やもり)と違つて人を咬(か)む恐れは無いが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...しぶきを咬(か)ませて駈けわたるのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...金槌(かなづち)でたたいても開きそうもなく歯は歯を咬んでいるのだった...
吉川英治 「松のや露八」
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