...和順なる味といったら...
中里介山 「大菩薩峠」
...その心和順(わじゅん)にて義理明らかなる人ならば直諫(ちょっかん)すべし...
新渡戸稲造 「自警録」
...また気質和順(わじゅん)ならず義理くらき人ならば...
新渡戸稲造 「自警録」
...清朗和順(せいろうわじゅん)の気がただよっているのに...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...山の手の隠居とも見える春風和順の人体だが...
久生十蘭 「魔都」
...人間たる者は和順...
福沢諭吉 「女大学評論」
...夫に対するに顔色言葉遣ひ慇懃に謙(へりくだ)り和順なるべし...
福沢諭吉 「女大学評論」
...顔色言語の慇懃にして和順なるは特に男子の方に向てこそ望ましけれ...
福沢諭吉 「女大学評論」
...畢竟(ひっきょう)女性和順の徳に依ることなるに...
福沢諭吉 「女大学評論」
...禅定(ぜんじょう)に遊ぶ事三禅の天人のごとく常に慈心ありて恭敬和順し一切殺生せず...
南方熊楠 「十二支考」
...禽畜を誘致して和順の意〉...
南方熊楠 「十二支考」
...其兩邊に「天下和順...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??