...どこを探しても和臭というものはなかったが...
高浜虚子 「丸の内」
...読めば忽(たちまち)和臭の弊に陥るべしとは其の道を修むる人の斉しく言う処なり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...和臭の豊かなところが...
中里介山 「大菩薩峠」
...本邦ノ古器ヲバ和臭有リトシ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...一種の和臭ニヒリストである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...和臭を帯びたる号なれども...
正岡子規 「俳人蕪村」
...和臭を帯びたる号なれども...
正岡子規 「俳人蕪村」
...この時代の漢文は和臭(わしゅう)が少なく...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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