...両国の和睦は長年の対立を終わらせた...
...和睦条約が締結されたことで、戦争は終結した...
...政治的に敵対していた二人の間に和睦が成立した...
...平和的な交渉の末、両者は和睦に向けて進んでいる...
...和睦を望む声が社会から上がっている...
...「怪塔王と和睦せよ...
海野十三 「怪塔王」
...和睦(わぼく)が出来るくらいに考えていまして...
太宰治 「ヴィヨンの妻」
...決して対等の和睦をしたのではなく...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...薬師寺家と筑摩家との和睦...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...後亀山後小松両天皇の和睦せられて...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...さて、私が敵の艦隊を引っ張って戻ってから、二週間ばかりすると、ブレフスキュ国から、和睦を求めて、使がやって来ました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...第六章 講和の時の危険(a)けれどもわたしは、この頃近くのミュシダンで、わが軍のためにここを撃退された者どもが、彼らの党派の誰彼とともどもに、「和睦の交渉中、しかも談判がなお継続中だというのに、いきなり自分たちを急襲し全滅させたのは裏切りだ」と非難しているのに会った...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...社長はこんども妻君とうまく和睦(わぼく)したらしかった...
山本周五郎 「陽気な客」
...和睦して六年、柳生家との間も、その後は至って円満なので、わが娘の一人を柳生家に入れ、それを機(しお)に、新介の身も、花嫁の輿(こし)と共に、柳生ノ庄へ帰してやろうと考えていたのだった...
吉川英治 「剣の四君子」
...このたび和睦の労をとられた貴下のご好意に対して...
吉川英治 「三国志」
...その日の評議にのぞんで、曹操は満堂の諸将にむかい、「和睦か、将(は)た、決戦か」の忌憚(きたん)なき意見をもとめた...
吉川英治 「三国志」
...私が和睦の使いに参りましょう」と...
吉川英治 「三国志」
...和睦の不成功に辱(は)じて...
吉川英治 「私本太平記」
...(ここは御和睦(ごわぼく)あるが善策です)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...和睦するか手切れか...
吉川英治 「新書太閤記」
...御和睦(ごわぼく)の一条を相果すべく腹を切りに参ってござる...
吉川英治 「新書太閤記」
...どういう御和睦ですか?」と、和睦にも、幾種もあるようなことを云い、「主人、貞政の申すには、おそらく、これは徳川どのの、深いお肚にあることであろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...両者の冷たい和睦(わぼく)ぶりと...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索