...両国の和睦は長年の対立を終わらせた...
...和睦条約が締結されたことで、戦争は終結した...
...政治的に敵対していた二人の間に和睦が成立した...
...平和的な交渉の末、両者は和睦に向けて進んでいる...
...和睦を望む声が社会から上がっている...
...おん父輝国公隣国筑摩(つくま)殿と御和睦(おんわぼく)あるに依つて...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...212 アンテーノールは當時和睦を唱ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...プロヴォンサルの伯とツールースの伯の和睦の会はあちらで誰れも知らぬものはないぞよ」「ふむそれが?」とウィリアムは浮かぬ顔である...
夏目漱石 「幻影の盾」
...和睦できるなら和睦したい気もあってでかけて行ってみると...
久生十蘭 「だいこん」
...味方の軍勢をたて直すための暇を得ようとして和睦(わぼく)の申し入れをしたところ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼は和睦(わぼく)のお使いとして...
吉川英治 「上杉謙信」
...ここはじっとご自重あって対策を他日に期して和睦(わぼく)をお求めあることが万全であろうと考えられますが」「貴公もそう思うか」「勢いの旺なるものへ...
吉川英治 「三国志」
...直義との和睦であった...
吉川英治 「私本太平記」
...和睦の不成功に辱(は)じて...
吉川英治 「私本太平記」
...和睦するか手切れか...
吉川英治 「新書太閤記」
...誰よりも御和睦を祈っている者の力でござりまする」「はて...
吉川英治 「新書太閤記」
...たったいま調印交換をすましたばかりの和睦(わぼく)などは...
吉川英治 「新書太閤記」
...和睦(わぼく)のあたりをつけてみたのは――そのさざえの尻あぶりであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...和睦(わぼく)をお取りきめになったと...
吉川英治 「新書太閤記」
...和睦の肚があるかないか...
吉川英治 「新書太閤記」
...和睦にふた通りはない...
吉川英治 「新書太閤記」
...(天正十年来、和睦と同時に、徳川どのは信州を斬り取り、北条家は上州を自由にするという協定であったのに、結果として、徳川家は、佐久郡その他の地方を加えられたにかかわらず、当家においては、上州沼田ノ城を、貰い受けるべきなのに、上田の真田安房守昌幸(さなだあわのかみまさゆき)が、何としても、明け渡さぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...和睦ができたらば...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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