...長閑に掻き鳴らす和琴の音も加はり...
羽田亨 「賢所御神樂の儀」
...和琴の噴汽口附近からも火が見えた...
武者金吉 「地震なまず」
...よい音のする琴を和琴(わごん)に合わせて派手(はで)に弾(ひ)く音がした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...内大臣は和琴(わごん)...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ただ一つの和琴(わごん)の音だけでも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...頭中将は和琴(わごん)の役を命ぜられて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一つのほうの和琴は父の大臣が絃(いと)もゆるく...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...太政大臣は和琴(わごん)であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...久しくお聞きにならぬせいか和琴の調べを絶妙のものとしてお聞きになる院は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今の世間の者は昔の音楽の盛んな時を知らないからでもありますか衛門督(えもんのかみ)の和琴...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...和琴は太政大臣によってだけすべての楽音を率いるような巧妙な音のたつものと思っておりまして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...和琴(わごん)などの...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...とこんなことも心に思いながら大将は和琴を弾いていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...御息所も和琴が上手(じょうず)なはずであるなどと思いやりながら寝ているのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...和琴に追慕の心を誘われて身にしむ思いをしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大臣に和琴、兵部卿の宮に琵琶の役を仰せつけになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女房たちが前へ出した和琴(わごん)を...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...また甥(おい)の敦忠(あつただ)は、管絃の名手なので、これをあいてに、和琴、笛などに憂き身をやつし、自らの着る物は、邸内に織女(おりめ)をおいて、意匠、染色、世間にないものを製して、これを、誇りとするような風だった...
吉川英治 「平の将門」
便利!手書き漢字入力検索