...シヤモ(和人)とアイノとの見すぼらしい雜居部落で...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...いつも和人の爲めに追ツ拂はれて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...そのアイノを今や和人が窮追して...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...アイヌと交易するため本州から船で北海道へやってきた「和人」が使役用に連れて来た馬である...
高見順 「いやな感じ」
...和人の村からおみやげにもらって来た品々を一同におすそ分けして...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...異民族との交易(特に和人)という社会経済史的な事実の定期的な繰返しの上に形成されたものであることを如実に物語るものと考えられるのであります...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...さきに述べた和人交易と...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...和人(シサム)の殿様のいる町に着いて...
知里真志保 「あの世の入口」
...大和人であるから...
直木三十五 「大阪を歩く」
...九戸しかなかった昨年までの和人部落は...
本庄陸男 「石狩川」
...和人に従うことは...
本庄陸男 「石狩川」
...いずれも和人にはちがいなかった...
本庄陸男 「石狩川」
...交易の和人はまン中の部落に足をとめ...
本庄陸男 「石狩川」
...和人とアイヌはついと皮膚まで接近した...
本庄陸男 「石狩川」
...そうして、彼らのうちの進退を失ったもの、どうなろうと構わぬ身軽なもの、郷里にかえったとて食うや食わずのもの、最後に、どうしても帰れないものなぞ、それらの和人が、ひとりでに沈澱(ちんでん)するようにここに棲みついた...
本庄陸男 「石狩川」
...これは前の銃を折つてからキクッタの親父(おやぢ)が熊の皮十枚を出して和人(シヤモ)から買ひ取つたもので...
宮原晃一郎 「熊捕り競争」
...古代大和人の血脈が絶えず...
柳田國男 「和州地名談」
...和人は皆白無垢(しろむく)なり...
夢野久作 「白くれない」
便利!手書き漢字入力検索