...唐招提寺には鑑眞和上に隨從して來た諸律僧の中の優れた彫刻家が...
高村光太郎 「唐招提寺木彫如來形像」
...鑑真和上のような肖像の神品となる...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...敬首和上のかくも此二書を推稱せるは...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...和上は元來、佛教各宗の批判に就きて、一流の獨見あり...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...鑑真和上の叙述は案外簡単で...
正宗白鳥 「冬の法隆寺詣で」
...此の和上(わじやう)の説教の日には聴衆(きヽて)が群集(ぐんじふ)して六条の総会所(そうぐわいしよ)の縁(えん)が落ちるやら怪我人が出来るやら...
與謝野寛 「蓬生」
...十七に成る容色(きりやう)の好い姉娘(あねむすめ)を是非(ぜひ)道珍和上(どうちんわじやう)の奥方(おくがた)に差上(さしあ)げ度(た)いと言出(いひだ)した...
與謝野寛 「蓬生」
...物堅(ものがた)い和上も若(わか)いので未(ま)だ法力(はふりき)の薄(うす)かつた故(せゐ)か...
與謝野寛 「蓬生」
...もう朗然和上と夫婦との間に縁談が決(きま)つて居つた後(あと)だから...
與謝野寛 「蓬生」
...朗然和上は三十四歳...
與謝野寛 「蓬生」
...薩州の陣所へ入浸(いりびた)つて半年も帰つて来ぬ朗然和上が...
與謝野寛 「蓬生」
...其上(そのうへ)近年は世の中の物騒(ぶつさう)なのに伴(つ)れて和上の事を色々(いろ/\)に言ふ者がある...
與謝野寛 「蓬生」
...で何かに附けて在所の者は和上を憎んだが...
與謝野寛 「蓬生」
...和上が何かに附けて奥方の町人気質(かたぎ)を賎むのを親思(おやおも)ひの奥方は...
與謝野寛 「蓬生」
...……和上(わじょう)...
吉川英治 「私本太平記」
...「和上(わじょう)の道謙にも...
吉川英治 「私本太平記」
...寺中の和上(わじょう)たちにもお目にかからず罷(まか)りこえる...
吉川英治 「新書太閤記」
...和上(わじょう)から...
吉川英治 「宮本武蔵」
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