...唐招提寺には鑑眞和上に隨從して來た諸律僧の中の優れた彫刻家が...
高村光太郎 「唐招提寺木彫如來形像」
...日本の肖像彫刻を考える時誰でもいちばん最初に頭に出て来るのは奈良朝に於ける唐招提寺の鑑真(がんじん)大和上の坐像であろう...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...敬首和上のかくも此二書を推稱せるは...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...和上の如き頭腦の鋭敏なる人が之に惚れ込みたるも無理ならず...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...東大寺の鑑真大和上(がんじんだいわじょう)と...
中里介山 「大菩薩峠」
...唐招提寺の創立者たる盲目の鑑真(がんじん)和上の事を知りたいと思っていたためである...
正宗白鳥 「冬の法隆寺詣で」
...鑑真和上の叙述は案外簡単で...
正宗白鳥 「冬の法隆寺詣で」
...和上はついで又いへらく...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...あヽ云ふ若い美くしい和上(わじやう)さんの来(こ)られたのは危(あぶな)いもんだ...
與謝野寛 「蓬生」
...十七に成る容色(きりやう)の好い姉娘(あねむすめ)を是非(ぜひ)道珍和上(どうちんわじやう)の奥方(おくがた)に差上(さしあ)げ度(た)いと言出(いひだ)した...
與謝野寛 「蓬生」
...其処(そこ)へ和上の縁談が伝はつたので年寄(としより)仲間は皆眉を顰(ひそ)めたが...
與謝野寛 「蓬生」
...然(さ)う云ふ碩学(せきがく)で本山(ほんざん)でも幅(はば)の利(き)いた和上(わじやう)を...
與謝野寛 「蓬生」
...もう朗然和上と夫婦との間に縁談が決(きま)つて居つた後(あと)だから...
與謝野寛 「蓬生」
...和上と奥方との仲は婚礼の当時から何(ど)うもしつくり行つて居無かつた...
與謝野寛 「蓬生」
...「けれど和上(わじょう)...
吉川英治 「三国志」
...私たちを逃がしたと賊に知られたら、和上の身は、ただでは済まないでしょう」「案じることはない...
吉川英治 「三国志」
...寺中の和上(わじょう)たちにもお目にかからず罷(まか)りこえる...
吉川英治 「新書太閤記」
...和上様の御門へ駈けこみます...
吉川英治 「宮本武蔵」
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