...唐招提寺の鑑真和上の坐像のやうな凝然とした静坐の像に対して此をじつと見てゐると...
高村光太郎 「能の彫刻美」
...鑑真和上のような肖像の神品となる...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...日本の肖像彫刻を考える時誰でもいちばん最初に頭に出て来るのは奈良朝に於ける唐招提寺の鑑真(がんじん)大和上の坐像であろう...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...敬首和上のかくも此二書を推稱せるは...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...此の一事は敬首和上の特見とし難し...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...和上は已に考訂を知りしなり...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...東大寺の鑑真大和上(がんじんだいわじょう)と...
中里介山 「大菩薩峠」
...あヽ云ふ若い美くしい和上(わじやう)さんの来(こ)られたのは危(あぶな)いもんだ...
與謝野寛 「蓬生」
...十七に成る容色(きりやう)の好い姉娘(あねむすめ)を是非(ぜひ)道珍和上(どうちんわじやう)の奥方(おくがた)に差上(さしあ)げ度(た)いと言出(いひだ)した...
與謝野寛 「蓬生」
...其処(そこ)へ和上の縁談が伝はつたので年寄(としより)仲間は皆眉を顰(ひそ)めたが...
與謝野寛 「蓬生」
...翌年(よくとし)の八月道珍和上(わじやう)の一週忌の法事(はふじ)が呉服屋の施主(せしゆ)で催された後(あと)で新しい住職が出来た...
與謝野寛 「蓬生」
...もともと天下を我家と心得て居(ゐ)る和上(わじやう)は岡崎の土地などを眼中に置いて居ない所から...
與謝野寛 「蓬生」
...和上が何かに附けて奥方の町人気質(かたぎ)を賎むのを親思(おやおも)ひの奥方は...
與謝野寛 「蓬生」
...和上の傷(きづ)は二月(ふたつき)で癒えたが...
與謝野寛 「蓬生」
...私たちを逃がしたと賊に知られたら、和上の身は、ただでは済まないでしょう」「案じることはない...
吉川英治 「三国志」
...「和上さま...
吉川英治 「三国志」
...「和上(わじょう)の道謙にも...
吉川英治 「私本太平記」
...……和上っ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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書き散らす あらかじめ聞いておく 敗壊
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