...併し幾許もなく魂は外物に飽和する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...或は調和するかも知れない...
岩本素白 「六日月」
...列国相和するという国際平和である...
大隈重信 「大戦乱後の国際平和」
...『水道の水は白粉とよく調和するかも知れず』と答へつゝ...
大町桂月 「小利根川の櫻」
...この不調和はすぐ時が調和する...
高浜虚子 「丸の内」
...何とかしてそれらの施設が日本座敷と調和するように工夫を凝らす風があるのは...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...従ってそういう点についての外来の知識は我々の現実の感情と調和する限りにおいて直に実生活に吸収せられ...
津田左右吉 「陳言套語」
...然(しか)るにこの二個の力は時によって良く調和することと然らざる事とがあります...
津田左右吉 「流れ行く歴史の動力」
...よく溶解し混和するようにかき交ぜなければならない...
寺田寅彦 「流言蜚語」
...直子女史のアカデミー振りと琴瑟相和す部分もないではないようだ...
戸坂潤 「読書法」
...君と僕とが相和することが第一だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...代助はかくして双方を調和する事が出来た...
夏目漱石 「それから」
...とても調和すべき性質のものでなかった...
夏目漱石 「明暗」
...と和す...
正岡子規 「花枕」
...鏃に着くるに石蒜(ひがんばな)属のある草の粘汁を和す...
南方熊楠 「十二支考」
...襄陽はあまりに平和すぎて...
吉川英治 「三国志」
...統合一和するにあって...
吉川英治 「新書太閤記」
...というような刺激は程よく飽和するが...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??