...列国相和するという国際平和である...
大隈重信 「大戦乱後の国際平和」
...琴瑟相和すとは、この夫婦の事なるべし...
大町桂月 「妙義山の五日」
...この不調和はすぐ時が調和する...
高浜虚子 「丸の内」
...けだし料理の色あいは何処の国でも食器の色や壁の色と調和するように工夫されているのであろうが...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...之に和する応声虫も...
田山録弥 「文壇一夕話」
...わしらの自慢を緩和するために...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...そしてそれを融和すべき相対原理がまだ認められない事である...
寺田寅彦 「神田を散歩して」
...シシーガデゥヨ」と歌うと他のものがこれに和する...
寺田寅彦 「自由画稿」
...よく溶解し混和するようにかき交ぜなければならない...
寺田寅彦 「流言蜚語」
...二三の生徒がそれに和する...
外村繁 「澪標」
...裏面には彼の復讐兵を向けるのを緩和するためであった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...互に融和すべき一縷(る)の糸の繋(つな)がれていることである...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...和するというのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...過度に厳格な律(りつ)の生活を緩和する一種の逃げ道として...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...胃酸を中和する薬と...
山本周五郎 「季節のない街」
...襄陽はあまりに平和すぎて...
吉川英治 「三国志」
...日本で何か事のある時大勢して唱和する祝ひの聲はおほよそ「萬歳」に限られてゐる...
若山牧水 「樹木とその葉」
...合唱隊がそれに和する...
和辻哲郎 「鎖国」
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