...命脈が途絶えた。...
...彼女は私にとって命脈だ...
...この機械の命脈は長い...
...彼は組織の命脈となっている...
...会社の命脈を握っている人物...
...サンホセに入っても何時まで軍隊としての命脈(めいみゃく)が保てるのか...
梅崎春生 「日の果て」
...彼はすでに内閣の命脈が尽きたことを看取した結果であった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...おそらく今でも相当の命脈を保っているものと考えてさしつかえはないであろう...
寺田寅彦 「チューインガム」
...その命脈を縮めらるべきはずではない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その命脈を保っているのはどうしてであるか――思うに...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...世の中に如何(いか)なる騒動があっても変乱があってもいまだ曾(かつ)て洋学の命脈を断やしたことはないぞよ...
服部之総 「福沢諭吉」
...学問の命脈を持続すべきはずなりしに...
福沢諭吉 「学問の独立」
...世の中に如何(いか)なる騒動があっても変乱があっても未(いま)だ曾(かつ)て洋学の命脈を断やしたことはないぞよ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...橘のところも他の社と合併して命脈を保つことゝなった由...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...乾山と燦爛(さんらん)たる命脈が持続されたのも無理はない...
柳宗悦 「工藝の道」
...しかも民藝の命脈が著しく衰頽してきた今日...
柳宗悦 「民藝四十年」
...これらの条件で命脈を保って来たが...
山本周五郎 「山彦乙女」
...とにかくにも帝都に居る古代民族……「江戸ッ子」の命脈はとうの昔に上がってしまっている...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...どうせそれほど命脈のある幕府ではなし」彼は太々(ふてぶて)しかった...
吉川英治 「私本太平記」
...どっちつかずに命脈を支えているが...
吉川英治 「私本太平記」
...鎌倉さいごの命脈を支配している心臓部なのである...
吉川英治 「私本太平記」
...室町将軍家の命脈をたもつためにも...
吉川英治 「新書太閤記」
...甲賀家の断絶も僅かにその命脈(めいみゃく)を延ばすことができます――ここまで読みかけると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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