例文・使い方一覧でみる「命にかかわる」の意味

...生命にかかわることならとにかく... 生命にかかわることならとにかくの読み方
石川欣一「比島投降記」

...人の命にかかわることだから... 人の命にかかわることだからの読み方
江戸川乱歩「サーカスの怪人」

...「今のところではスミスの命にかかわるような事はなかろうと思うがね...
チェスタートン　Chesterton 直木三十五訳「見えざる人」

...睡眠も寒い夜戸外においては生命にかかわることがあるのを彼は思い出した...
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...お命にかかわることゆえ... お命にかかわることゆえの読み方
直木三十五「南国太平記」

...自分の着物を見ると「命にかかわることじゃ... 自分の着物を見ると「命にかかわることじゃの読み方
直木三十五「南国太平記」

...万作も急げっ」口早にいって、料紙へ、何か認（したた）めながら、三人が「では、行って参ります」手をつくと「それから――出口の、新納（にいろ）殿のところへ、飛脚を出したいから、一人、急いで、寄越すようにと、問屋場へ、立寄って、註文して参れ、急ぐぞ」三人は、命にかかわる、との言葉と、常の様子でない、矢五太夫の態度とに、何か、大事が起ったとは察しられたが、それが、何か判らぬので、不安を感じながら、廊下へ出た... 万作も急げっ」口早にいって、料紙へ、何か認めながら、三人が「では、行って参ります」手をつくと「それから――出口の、新納殿のところへ、飛脚を出したいから、一人、急いで、寄越すようにと、問屋場へ、立寄って、註文して参れ、急ぐぞ」三人は、命にかかわる、との言葉と、常の様子でない、矢五太夫の態度とに、何か、大事が起ったとは察しられたが、それが、何か判らぬので、不安を感じながら、廊下へ出たの読み方
直木三十五「南国太平記」

...命にかかわるほど思い詰めたなら... 命にかかわるほど思い詰めたならの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...生命にかかわるような事は無いと医者は言うが... 生命にかかわるような事は無いと医者は言うがの読み方
野村胡堂「笑う悪魔」

...……高位の御人命にかかわる奇異な事態につき... ……高位の御人命にかかわる奇異な事態につきの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...一命にかかわることだ――この決心がつくまでには... 一命にかかわることだ――この決心がつくまでにはの読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...命にかかわるほどではないと... 命にかかわるほどではないとの読み方
宮本百合子「栄蔵の死」

...まして自分の命にかかわる演説において... まして自分の命にかかわる演説においての読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...まさか命にかかわるという切羽（せっぱ）詰った問題ではないでしょう... まさか命にかかわるという切羽詰った問題ではないでしょうの読み方
山本周五郎「思い違い物語」

...万三郎さまのお命にかかわる大事なばあいですから... 万三郎さまのお命にかかわる大事なばあいですからの読み方
山本周五郎「風流太平記」

...しかもそれは今宵を過ぎては一命にかかわる」半信半疑に聞いていますと馬春堂は易書をくって筮竹（ぜいちく）の先で文字の行をたどりながら...
吉川英治「江戸三国志」

...産婦の一命にかかわるかも知れないのである... 産婦の一命にかかわるかも知れないのであるの読み方
吉川英治「日本名婦伝」

...命にかかわるようなひどい怪我ではありませんように――彼は祈るような気持で丁寧（ていねい）に山田の頭を調べた...
吉田甲子太郎「秋空晴れて」

「命にかかわる」の書き方・書き順