...イューメルの五体が生命あるもののよりどころとなり得るためには...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...この哀れな老爺の汚ならしくよごれた右手のなかからつぎつぎと生命あるもののごとく形造られてゆく...
上村松園 「砂書きの老人」
...内閣は永久の生命あるものでない...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
......
高見順 「死の淵より」
...表現は常に生命あるものの表現である外はない...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...云わば横の一つの統一が生命あるものとなるのである...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...國民を指導するの生命あるもの甚だ希れなり是れ亦黨首として大隈伯に及ばざり所以なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...国民を指導するの生命あるもの甚だ希れなり是れ亦党首として大隈伯に及ばざり所以なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...より生命あるものを築くために闘い抜いた点もよく似通っている...
野村胡堂 「楽聖物語」
...生命(いのち)……生命……これが生命あるものの最後の足掻なのだらうか...
原民喜 「鎮魂歌」
...生命(いのち)……生命……これが生命あるものの最後の足掻(あがき)なのだろうか...
原民喜 「鎮魂歌」
...恰も命あるもののやうに見え...
北條民雄 「断想」
...宇宙間の凡ゆる音響が夫々別個の命あるものと信ぜられるのだが...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...生命あるものの如く顫え出す...
松永延造 「職工と微笑」
...生命あるものとなったからである...
三木清 「危機における理論的意識」
...あらゆる生命あるものは形をもっている...
三木清 「人生論ノート」
...すべて生命あるものは形の統一をもっているのに依るであろう...
三木清 「哲学入門」
...もし眼が生命あるものとすれば...
三木清 「歴史哲學」
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