例文・使い方一覧でみる「呼び」の意味

...一緒に入った新米連中が一人一人呼びだされて... 一緒に入った新米連中が一人一人呼びだされての読み方
海野十三「深夜の市長」

...「小林君、呼びこだッ... 「小林君、呼びこだッの読み方
江戸川乱歩「黄金豹」

...われとわが名を呼びかけて... われとわが名を呼びかけての読み方
江戸川乱歩「大金塊」

...私を教員室にお呼びになって... 私を教員室にお呼びになっての読み方
太宰治「千代女」

...妙齢（みょうれい）になってしかも人並みすぐれて美しい娘を父親が人前でおさるおさると呼び立てた... 妙齢になってしかも人並みすぐれて美しい娘を父親が人前でおさるおさると呼び立てたの読み方
寺田寅彦「柿の種」

...婆さんは電話で女を呼び寄せ二階へ上げるが... 婆さんは電話で女を呼び寄せ二階へ上げるがの読み方
永井荷風「ひかげの花」

...選定名称を呼びかけはしないようです... 選定名称を呼びかけはしないようですの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...雪の朝は呼び乍ら... 雪の朝は呼び乍らの読み方
中原中也「金沢の思ひ出」

...ときに父は呼び留めて... ときに父は呼び留めての読み方
夏目漱石「それから」

...私はまたどこからともなく私に呼びかける声を聞いた... 私はまたどこからともなく私に呼びかける声を聞いたの読み方
三好達治「測量船」

...固より牢屋敷に呼び出されるやうな親類はないので... 固より牢屋敷に呼び出されるやうな親類はないのでの読み方
森林太郎「高瀬舟」

...故郷なる母を都に呼び迎へ... 故郷なる母を都に呼び迎への読み方
森鴎外「舞姫」

...耳はこれこれ」と呼び歩くのに似ている... 耳はこれこれ」と呼び歩くのに似ているの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...ごったくや夕方、私が散歩から帰って来ると、小料理屋「澄川」の娘のおせいちゃんが肩を振りながら小走りに来て、私を呼び止めた...
山本周五郎「青べか物語」

...私をお呼びになって... 私をお呼びになっての読み方
山本周五郎「つばくろ」

...伊豆を呼び捨てに出来たもんじゃありませんがね... 伊豆を呼び捨てに出来たもんじゃありませんがねの読み方
横光利一「微笑」

...――呼び出された賈氏（こし）... ――呼び出された賈氏の読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...追いかけ呼びもどして三人の見事な口髭（くちひげ）... 追いかけ呼びもどして三人の見事な口髭の読み方
吉行エイスケ「恋の一杯売」