...立花浩一と呼ばるる自分は...
石川啄木 「葬列」
...ウフラカニヤナと呼ばるる智恵多き少年は...
高木敏雄 「比較神話学」
...どの顏下(さ)げて武士よと人に呼ばるべき...
高山樗牛 「瀧口入道」
...所謂大衆小説と呼ばるる無数の小説を貫く甘い涙ぐましさとかいうものであろうが...
辰野隆 「感傷主義」
...「この絵はほんとうに特徴のスタディと呼ばるべきものである...
寺田寅彦 「病室の花」
...國民はアカーイオス(複アカーイオイ)又アルゲーオイ又ダナオイとも呼ばる...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼の子にして又君の正配の名を呼ばるれば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そしてそれは戸口および窓の税と呼ばるるものから由来してるのであります...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...軍隊と呼ばるるその巨大の踵(くびす)を止め...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...かくて妾(しょう)は世の人より大罪人大悪人と呼ばるる無頼(ぶらい)の婦女子と室を同じうし...
福田英子 「妾の半生涯」
...ジョアンとともにキリストの雷子と呼ばる...
南方熊楠 「十二支考」
...次に熊野第二の宮と呼ばるる高原王子は...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...奄美大島の方でもワダガナシと呼ばるる海神が...
柳田国男 「海上の道」
...別にシダマと呼ばるる一種の珠が...
柳田国男 「海上の道」
...=同=狸穴の先生と呼ばるる占断者(うらないしゃ)の言に「お前達は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...華(かきん)は、后(きさき)の黒髪をつかんでひきすえ、后が、「助けよ」と、呼ばると、華は、「直接、魏公に会って哭(な)け」とばかり取り合わなかった...
吉川英治 「三国志」
...富士の裾野の大野原と呼ばるゝあたりや淺間の裏の六里が原あたりの...
若山牧水 「樹木とその葉」
...果たして「力強い」と呼ばるべきものだろうか...
和辻哲郎 「院展遠望」
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