...此點に就いて最早呶々したくはありませんが...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...とうとうかん癪(しゃく)を起して呶鳴りつけた...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...軽率な雑誌記者を叱(しか)りつけるように呶鳴(どな)った...
江戸川乱歩 「殺人迷路」
...あんな者が来たってそんなに大騒ぎをする奴があるかい」「煩(うるさ)いよ」お島は終(しまい)に呶鳴(どなり)出した...
徳田秋声 「あらくれ」
...」上がるとすぐ松島は呶鳴(どな)る...
徳田秋声 「縮図」
...劇(はげ)しく呶鳴(どな)つた...
南部修太郎 「猫又先生」
...ガラッ八が呶鳴(どな)り込んで来ました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お天陽(てんとう)様の下で真裸になって見せますよ! 私は大きな声で呶鳴(どな)ってやりたかった...
林芙美子 「新版 放浪記」
...コワリョーフが呶鳴りつけた...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...手前はまた斯んな目ツカチのところに来てやがんのか!」と赤鬼のやうに酔つ払つた久良の老父が呶鳴り込んで来た...
牧野信一 「木枯の吹くころ」
...あッとなにか呶鳴ったようだが...
吉川英治 「三国志」
...呶鳴りちらす」「火の手と共に...
吉川英治 「三国志」
...八幡っ」と呶鳴って...
吉川英治 「新書太閤記」
...呶鳴った者がある...
吉川英治 「新書太閤記」
...「それどころじゃないっ」呶鳴ると...
吉川英治 「親鸞」
...侍と、坊主と、女と、こう三人の乗っている船を、台場兵たちは、不審そうにじろじろ眺めて、「どこの船じゃ」「川崎の森田家(もりたや)でございます」提灯を水際(みずぎわ)へさげて、舳の船鑑札を検(あらた)めると、すぐ呶鳴った...
吉川英治 「松のや露八」
...(そうだ、馬関から乗った春日(かすが)丸で――)思いだしたが、空とぼけて、「深川だよ」次の音頭をとると、「こらっ、屋根ぶねの提灯にせいっ」また、呶鳴(どな)る...
吉川英治 「松のや露八」
...誰かが彼の背へ向ってそう呶鳴った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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