...味加減を調整する...
...味加減が濃い/薄い...
...味加減がちょうどいい...
...味加減にこだわる料理人...
...また味加減をつけるにも...
薄田泣菫 「茶話」
...値段からビステキの味加減まで...
薄田泣菫 「茶話」
...煮物の味加減をみているお稲は...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...味加減などには一切無頓着で...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...『そりゃ丁度いいところへやって来やがるというものさ! 悪魔でもちょっと味加減を試してみたいような素晴らしいスープが煮えているんだからなあ! この市に持ちあがっている不検束(ふしだら)は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...また前の通りにした松茸を味淋と醤油で下煮をしてお米へ混ぜて再び味加減をして炊くのもあります...
村井弦斎 「食道楽」
...その品々を煮汁とともにお米へ混ぜてまた味加減をして煮ますがお櫃(ひつ)へ移す時別に湯煮た三(み)つ葉(ば)の細かく切ったのをバラバラと振りかけます...
村井弦斎 「食道楽」
...それを深い鍋へ移して前の牛肉を加えて混ぜて塩で味加減をしておよそ四十分間も弱い火で煮た処へ五勺の牛乳を加えてまた三分ほど火の上へ置きます...
村井弦斎 「食道楽」
...彼女が料理最中にうろうろされることは全く料理の味加減にもとがめる眼ざわりであった...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...味加減をされたりしても決して文句を云わない...
夢野久作 「路傍の木乃伊」
...手ごろな柔かさの味加減をいちいち細かく看守っていて指図した...
横光利一 「旅愁」
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