...全然興味を感じないのかい?答...
芥川龍之介 「上海游記」
...世間はそれにほとんど興味を感じないのに...
太宰治 「トカトントン」
...それにもなんら溌剌たる興味を感じないようになったのである...
モーリス・ルヴェル 田中早苗訳 「或る精神異常者」
...他人の所有物に対してあんまり興味を感じないほうに属します...
谷譲次 「踊る地平線」
...それには興味を感じないらしく...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...それには興味を感じないらしく...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...私にはスポーツのおもしろさが解らない(すべての勝負事に興味を感じない私だ)...
種田山頭火 「其中日記」
...私は人のおもちゃの世話を焼くことにあまり興味を感じない...
辻潤 「惰眠洞妄語」
...従来肖像画というものにはあまり興味を感じないし...
寺田寅彦 「自画像」
...多少のありがた味を感じないわけにはいかなかったが...
徳田秋声 「蒼白い月」
...事実あまりこうしたことに興味を感じないらしく見える...
戸坂潤 「思想としての文学」
...何等の興味を感じない...
中原中也 「散歩生活」
...普通には興味を感じない事物に...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...盆栽のような人間の拵えかたには興味を感じないたちであった...
宮本百合子 「親子一体の教育法」
...僕はそんな事に興味を感じないので...
森鴎外 「百物語」
...これだけの事実を握ると私は俄然(がぜん)として一道の緊張味を感じない訳に行かなかった...
夢野久作 「暗黒公使」
...鼻の表現研究に対して無限の興味を感じないわけには参りませぬ...
夢野久作 「鼻の表現」
...本当に興味を感じないのですか...
横光利一 「旅愁」
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