...たとえば顕微鏡で何かを覗(のぞ)いた時に味わう...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...春は長閑(のどか)に快適にその心持を味わうことができるところから自然春季のものとなっているのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...自然が秋に与えた傑作をしみじみ味わうたのしさ...
種田山頭火 「夜長ノート」
...香(こう)をかぎ得(う)るのは、香を焚(た)き出した瞬間に限るごとく、酒を味わうのは、酒を飲み始めた刹那(せつな)にあるごとく、恋の衝動にもこういう際(きわ)どい一点が、時間の上に存在しているとしか思われないのです...
夏目漱石 「こころ」
...「手洗(ちょうず)に起きたと思うだろうよ」「なるほどね」平次の言葉の含蓄を味わうようにガラッ八は首を傾げました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...よろこびの日を味わうことができなかった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「判決」
...嬉しい感情を味わうことはできない...
久生十蘭 「キャラコさん」
...味わうことによって浮かぶ印象は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...之を味わう人の能力には限りがある...
二葉亭四迷 「平凡」
...今読み耽っていた言葉の音調を追い味わうのだった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...自分は見るに忍びないつらさを味わうであろうと思い...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...静かな落ち着いた薫さえこんなふうに恋愛については身体(からだ)にもさわるほどな苦しみも時には味わうのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...多少人生のさびしさを味わうことがある...
山之口貘 「酒友列伝」
...妹も同じように大欠伸をしたっけだ」春さんはそのときの情景を噛(か)み味わうかのように...
山本周五郎 「青べか物語」
...味わう能力の貧弱は畢竟(ひっきょう)人としての貧弱である...
和辻哲郎 「享楽人」
...右の句を味わうことのできなかった人々であろう...
和辻哲郎 「孔子」
...ただ母の苦しみを現わす一種の舞踊として味わうこともできる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...当人が味わうはたらきをしない限り...
和辻哲郎 「露伴先生の思い出」
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