...それは己が彼等を蠱眼(イヴイルアイ)や恋に誘はうとする魔女共の呪咀から...
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「春の心臓」
...一六 呪咀の置物...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...そを悟る父ははげしき呪咀の言放ちて凄き*復讐の神女に乞へり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...白の頭上には何時となく呪咀(のろい)の雲がかゝった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...積極的な呪咀の秘法だ...
豊島与志雄 「オランウータン」
...呪咀した?」牧は...
直木三十五 「南国太平記」
...邪法の呪咀を行っているが...
直木三十五 「南国太平記」
...その子も――兵道を呪咀した血は...
直木三十五 「南国太平記」
...「五人坊主」の呪咀絵(のろいがた)なんだ...
久生十蘭 「魔都」
...いたるところで皇帝を呪咀する声がきこえ...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...出世を競(せ)り合うて呪咀(のろ)い合うものと聞いた...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...その溜息を呪咀(のろ)わずにはおられなかった...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ふたりを呪咀(じゅそ)の像にえがいて身も心も炎(ほむら)にした...
吉川英治 「大岡越前」
...呪咀と悲嘆にしぼるものではない...
吉川英治 「大岡越前」
...彼を憎み彼を呪咀し...
吉川英治 「折々の記」
...これを呪咀(じゅそ)し嫉視(しっし)せぬ国がありましょうか」「そんなことを怖れたらどこへも娘はやれまい」「しかし...
吉川英治 「三国志」
...眸の底から呪咀(じゅそ)の光を見せるのだった...
吉川英治 「平の将門」
...自分をつつむ吉岡門の呪咀(じゅそ)や...
吉川英治 「宮本武蔵」
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