...大内氏は周防国(山口県南部地域)を支配していました...
...(五)信吉の主人格である周防村の大地主山口彦一に...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...寿永年間桜尾周防守(周防国桜尾城主)近実(ちかざね)といふ者天神七代を此山に祀(まつる)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...氏の祖父は周防国玖珂郡(くがごほり)通津浦(つづうら)の人にして...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...當時道柏(だうはく)と名告(なの)つてゐた井上周防之房(すはうこれふさ)と...
森鴎外 「栗山大膳」
...曼公が周防国(すおうのくに)岩国(いわくに)に足を留めていた時...
森鴎外 「渋江抽斎」
...そこで周防が云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...松山(茂庭周防)もきちんとした人だ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「話しを聞こう」「吉岡(奥山大学)から両後見に密訴があった」と周防が云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...一ノ関が糸をひいたものだ」周防は頷いた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「つづめて云えば」と周防が訊いた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...殆んど面目を失ったかたちだった」「どういう意味だ」周防はまた袖で押えながら咳をした...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...周防がじっと甲斐を見た...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ちょっと待て」と周防が云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...周防は、さっき紙入から出して置いた封書をとりあげ、「殿からだ」と云って、甲斐に渡した...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「では日観寺でお待ちしております」と周防に云って...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...周防の顔は片かげりに尖(とが)ってみえた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...周防の本心ではなくうわ言にすぎない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...(周防(すおう)の地において...
吉川英治 「新書太閤記」
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