...皿に肉塊を盛りて呉るゝもありき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...眞ごゝろより我上を氣遣ひ呉るゝ人...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...わるう思つては呉るゝな...
田山花袋 「道綱の母」
...されど我が身には萬葉ぶりの大和言葉より使ひ馴れぬ外國語が何となくわが心のさまを僞らず飾らず又意味深く云ひ現し呉るゝやう思はれ候...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...年は六十を越えたれど平生丈夫なれば余が最期を見届け逆縁ながら一片の回向をなし呉るゝものは此の老婆ならむかなど...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...區役所がよひの腰辨當が釜の下を焚きつけて呉るのとは格が違ふ...
樋口一葉 「十三夜」
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