...アンモニアは青色を呈する...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...非常に不思議な殺人事件の外貌を呈する...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...昨夜の悪友が今朝また省線で顔を合わしたような平旦な一街上劇の観を呈するんだが...
谷譲次 「踊る地平線」
...第一哲學についての省察書簡聖なるパリ神學部のいとも明識にしていとも高名なる學部長並びに博士諸賢にレナトゥス デス カルテス私をしてこの書物を諸賢に呈するに至らしめました理由は極めて正當なものでありますし...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...それからこれは少し変なものではあるが猫(ねこ)の毛並みにも時として週期性の縞状の疎密を呈することがある...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...今そこで技術は何か中立的な存在であるかのような外観を呈することが出来るという点を注意しなければならぬ...
戸坂潤 「技術の哲学」
...千丈の堤も支えきれない大洪水の如き勢いを呈するだろう...
豊島与志雄 「砂漠の情熱」
...われわれは喜んで彼に公平なる賛辞を呈するものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...媚を呈する理由はありません...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「心比べ」といふ程の静的な様相を呈するのである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...真紫に輝く見るも鮮やかな幻色を呈するのだ...
牧野信一 「冬日抄」
...その多数の中にはその柄が菌蓋の裏面正中に着いて正しい楯形を呈するものが珍らしくない...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...然るに其時彼家より此兩商の呈する處の書を謄寫して...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...官府に呈する文書には届出の月日を記したためであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ここに九州での大会を機会に苦言を呈する次第である...
柳宗悦 「小鹿田窯への懸念」
...幹は黄土の黄を呈する...
柳宗悦 「工藝の道」
...百日の富士は百日の異景を呈するに非ずや...
山路愛山 「詩人論」
...そのあとを贈呈するのはおもしろい...
吉川英治 「平の将門」
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