...時としては飛んでもない外観を呈するのである...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...毎年誕生日に多少の物品を贈呈するのみ...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...今そこで技術は何か中立的な存在であるかのような外観を呈することが出来るという点を注意しなければならぬ...
戸坂潤 「技術の哲学」
...治安維持の上から見て危険極まる奇現象を呈することになった...
戸坂潤 「社会時評」
...どこかから民族問題が漂流して来た観を呈する...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...特にそれに属する内閣調査局は官吏だけで固めた新官僚の溜りの観を呈する...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...発達するという表面現象を呈する...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...おそらくそれと等しいありさまを呈するかも知れなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...空気及光線の作用により時々刻々全く異りたる色を呈するものなりとなす...
永井荷風 「江戸芸術論」
...東京市内の堀割の中(うち)にて最も偉大なる壮観を呈する処となす...
永井荷風 「日和下駄」
...寒暑にさえすぐ反応を呈する自己を...
夏目漱石 「それから」
...此の間から三郎のこときいてゐるので苦言を呈するつもりでゐたところ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...法律顧問を託する女が媚(こび)を呈するような態度で...
マルセル・プレヴォー Marcel Prevost 森鴎外訳 「田舎」
...宛然(さながら)難船でもあった現場のような観を呈することがあるものだが...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...苦楽座をやるならば全力をあげてこそやれと苦言を呈するのも...
三好十郎 「俳優への手紙」
...あたかも大漏電の如き光色を呈する数十の発光体が盛んに現滅しておりました...
武者金吉 「地震なまず」
...津軽玄意の名を以て歎願書を呈することにした...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...自分は先づ眞山君に一問を呈するのであつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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