...近く脚下にさま/″\の畸形を呈す...
大町桂月 「碓氷峠」
...所謂水明の觀を呈す...
大町桂月 「中野あるき」
...桶取(おけと)り(次第不同)出演者名及番組は当日呈す会費 不要(当日招待券無き方は謝絶す)申込期日 二月十九日限り会員及御家族に限る右御来会御希望の方は往復ハガキにて申込まれたし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...雨なれば雨をあゆむ此一句(俳句のつもりではありません)を四有三さんの奥さんに呈す...
種田山頭火 「行乞記」
...「大日本國の執政に此一翰を呈す」とはじまつてゐるが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...又た理由を説明せずに斯る上奏文を捧呈するのは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...又た理由を説明せずに斯る上奏文を捧呈するのは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...但し面部と臀部のみ鮮かなる紅色(桃色に近し)を呈す...
中島敦 「河馬」
...長謙さんがおどろいて会員名簿を捧呈すると...
久生十蘭 「だいこん」
...輸出高益(ますます)減退するの悲況を呈するに至れり...
福田英子 「妾の半生涯」
...葉は質が鈍厚で表面は緑色を呈するが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...まるで正月興行のような大入り繁昌を呈することとはなってしまった...
正岡容 「小説 圓朝」
...こんな悪天候の中へ身を呈するようなお見舞いなども苦労とせずにした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...津軽玄意の名を以て歎願書を呈することにした...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...お望みなら贈呈すると云ふので...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...都の返信を復命とともに捧呈する...
吉川英治 「新・水滸伝」
...忘れ物して恵日寺の月見たりの句を同君に呈す...
吉川英治 「随筆 新平家」
...あいつ達のネタを一週間以内にもってくれば手附の十倍の報酬を進呈するわ...
吉行エイスケ 「女百貨店」
便利!手書き漢字入力検索