...物質的のものは複雑な現象を呈しているけれど...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...すると紙がぱっと蛍光色(けいこうしょく)を呈して光りだした...
海野十三 「共軛回転弾」
...帰朝の主人に一目瞭然の帳簿を呈して留守中の報告をしたい旨を希望して...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...紙に包んで坊様に呈(あ)げてしまいました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...何処(どこ)か好い貰い手があれば呈(あ)げたいものというので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...悟性によって我々に呈示せられているものを我々が肯定しもしくは否定し...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...もしも自然というものが地球上どこでも同じ相貌(そうぼう)を呈しているものとしたら...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...しかし前の解説を書いた美術批評家は上のような賛辞を呈している...
寺田寅彦 「病室の花」
...治安維持の上から見て危険極まる奇現象を呈することになった...
戸坂潤 「社会時評」
...発展途上にある米国南部の都市のような景観を呈している...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...我々は知性や感覚に対する疑いをさらに露呈するほかないのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...あの顕微鏡は紀念に贈呈するわ――それはさうと妾はすつかり流ちやんを瞞してゐるのよ...
牧野信一 「女優」
...見せ金を示さぬうちは決して媚を呈さず...
牧野信一 「老猾抄」
...それはあなたに進呈しませう...
宮地嘉六 「老残」
...其裔孫(えいそん)広明(ひろあき)に至つて出して徳川氏に呈したのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それは本当の私信ではなく書物のはじめの献呈文ではあったが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...藤波弁護士の手に保管中の二万円也を貴下に捧呈させて頂きたいのであります...
夢野久作 「暗黒公使」
...夕陽は薄ぎたない黄色を呈している...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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