...我れながら呆れるほど立派な写真がとれたりした...
石川欣一 「可愛い山」
...その値段の高さに呆れる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...町のものが呆れるだらう...
グスタアフ・ヰイド Gustav Wied 森林太郎訳 「薔薇」
...こんどは自分ながら呆れるほどにそれがひどくなった...
大杉栄 「獄中記」
...まるで奴隷の言葉と呆れるより他はない...
田中英光 「さようなら」
...今度は自分が呆れるほど沢山...
田中英光 「箱根の山」
...何とでつかい胃袋! 自分ながら呆れる/\!けふ始めてことしの蝶を見た...
種田山頭火 「松山日記」
...それで友情が……ふん、聞いて呆れるよ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...「本当にお雪さんの気の強いのにも呆れる...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...直吉はただ呆れるばかりでした...
豊島与志雄 「土地に還る」
...呆れるばかり拙劣な若い芸人の口述したものである...
永井荷風 「百花園」
...宣教師と結托したミシン會社の辣腕に呆れる方が本當なのかも知れないが...
中島敦 「環礁」
...これも驚き呆れるお糸に暇を告げて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これも驚き呆れるお糸に暇(いとま)を告げて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...四時すぎ迄下二にゐて、それから四谷へ見舞、殺されたと思ってた岡田首相は健在なりとのニュースあり、呆れる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「新婚」のよく笑ふこと全く呆れるべし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...8155相手になってくれた所で、呆れるような事、戸まどいをするような事しか、言っては聞せまい...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...驚き呆れる様にて立ちゐる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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