例文・使い方一覧でみる「呆」の意味


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...二人は其(その)背後(あと)を見送つて然(ぼんやり)立つてゐた...   二人は其背後を見送つて呆然立つてゐたの読み方
石川啄木 「鳥影」

...ちよツとでも歸つて下さい!」「阿ぢや...   ちよツとでも歸つて下さい!」「阿呆ぢやの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...彼作者が寝けて一の字を二の字に書いてしまったと思うかもしれない...   彼作者が寝呆けて一の字を二の字に書いてしまったと思うかもしれないの読み方
海野十三 「軍用鼠」

...あの男には(あき)れた...   あの男には呆れたの読み方
太宰治 「親友交歓」

...つくづく、馬鹿な夫婦だと思って、(あき)れた...   つくづく、馬鹿な夫婦だと思って、呆れたの読み方
太宰治 「水仙」

...大いにれて人に語り...   大いに呆れて人に語りの読み方
太宰治 「善蔵を思う」

...先刻の私の間抜けとも阿(あほ)らしいともなんとも言いようのない狂態に対する羞恥(しゅうち)と悔恨の念で消えもいりたい思いをした...   先刻の私の間抜けとも阿呆らしいともなんとも言いようのない狂態に対する羞恥と悔恨の念で消えもいりたい思いをしたの読み方
太宰治 「断崖の錯覚」

...ルドウィッヒ大尉はれながら汗を拭いていたが...   ルドウィッヒ大尉は呆れながら汗を拭いていたがの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...これには場内の日本人たちが皆気(あっけ)に取られた...   これには場内の日本人たちが皆呆気に取られたの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...結局あなたに白羽の矢を立てたの」「阿(あほ)らしい」「でもそう云う訳だから...   結局あなたに白羽の矢を立てたの」「阿呆らしい」「でもそう云う訳だからの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...彼は然(ぼうぜん)たる落ち着きをもってその静まり返ってる恐ろしい室を見回した...   彼は呆然たる落ち着きをもってその静まり返ってる恐ろしい室を見回したの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...チューインガムという阿なものより...   チューインガムという阿呆なものよりの読み方
直木三十五 「大阪を歩く」

...マア返(あきれかえっ)たな...   マア呆返たなの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...少年が然として汚い手の平を見れば...   少年が呆然として汚い手の平を見ればの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」

...「おしもはんやりだからね...   「おしもは呆んやりだからねの読み方
矢田津世子 「女心拾遺」

...れたように梯子段を見あげている...   呆れたように梯子段を見あげているの読み方
矢田津世子 「神楽坂」

...電話の友人がれるほど...   電話の友人が呆れるほどの読み方
山川方夫 「愛のごとく」

...おせんは痴のように惘然(もうぜん)として...   おせんは痴呆のように惘然としての読み方
山本周五郎 「柳橋物語」

「呆」の読みかた

「呆」の書き方・書き順

いろんなフォントで「呆」

「呆」の英語の意味

「呆なんとか」といえば?   「なんとか呆」の一覧  


ランダム例文:
用意なしに      ほとばしるような  

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