...北海丸ですよ」「……」皆が呆れはてて黙ってしまうと...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...阿呆(あほう)づら...
太宰治 「狂言の神」
...あまりのばかばかしさに呆(あき)れ...
太宰治 「トカトントン」
...手前の方が先に泣き出すなんて……阿呆めが!呆(あき)れ返(けえ)ってものが言えねえ……」あとは老人特有の口の中で語尾が消え失せて...
橘外男 「逗子物語」
...呆(あき)れたものですよ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...呆気にとられて聞いていたアイヌたちは...
知里真志保 「アイヌ語学」
...」聞いていて私は極りわるいよりもむしろ、呆れました...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...と呆(あき)れているうちに...
中里介山 「大菩薩峠」
...平次は呆氣(あつけ)に取られて居る下女を尻目に二階へ上りましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ベニは呆然としてそれを見ている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...この阿呆と同室で...
久生十蘭 「金狼」
...諸君の耳には阿呆陀羅経のように聞こえたろうが...
久生十蘭 「魔都」
...泥棒が金目のものが入ってないので呆れたらしい形跡...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その寝呆顔は!」と...
牧野信一 「鵞鳥の家」
...ところがその年の暮には呆気(あっけ)なく遼東半島を清国(しんこく)に還付している...
森本薫 「女の一生」
...同じように痴呆(ぼけ)るのではあるまいか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...遊び呆(ほ)うけられるわけである...
吉川英治 「私本太平記」
...呆(あき)れ顔をして...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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