...吼(ほ)えようてや...
芥川龍之介 「妖婆」
...かすれては吼え、かすれては吼えて、吼えやむと物淋しい鐘が鳴り續く...
有島武郎 「潮霧」
...大胆にも基督(キリスト)は巷(ちまた)に獅子吼(ししく)して...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...相島虚吼(きょこう)...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...石のライオンが立ち上がって哮吼(こうこう)するのでも...
寺田寅彦 「映画芸術」
...吼(ほ)えろヴォルガ)を見た...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...風吼(ほ)え、海哮(たけ)り、山も鳴りて、浩々(こうこう)の音天地に満ちぬ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...代表的文学者が社会主義文化の擁護に就いて獅子吼しているのだが...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...来って物に当ると怒って吼(ほ)えます...
中里介山 「大菩薩峠」
...吼えまくってやろう...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...海豹(シール)が一と晩に百ぺん吼(ほ)えようと...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...川は見えない氷の下で吼(ほ)えていた...
本庄陸男 「石狩川」
...虎がフウと吼(ほ)えるその声をそのまま名としたというんだ...
南方熊楠 「十二支考」
...鞍(くら)を解いてまた吼え躍るとたちまち犬になった...
南方熊楠 「十二支考」
...出でよ」なお獅子吼(ししく)していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...その猛吼(もうく)も飛跳(ひちょう)も次第に弱まり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...巨獣が吼えていた頃の人間の遺習を...
吉川英治 「平の将門」
...吼(ほ)え哮(たけ)ぶ飛沫(しぶき)や...
吉川英治 「宮本武蔵」
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