...含蓄があるやうなところが...   
岩野泡鳴  「泡鳴五部作」 
...古色蒼然として無量の含蓄がある...   
種田山頭火  「行乞記」 
...山なみに含蓄がある...   
種田山頭火  「其中日記」 
...そしてその言葉には或る一定の隠れた体系的な含蓄があるのであって...   
戸坂潤  「日本イデオロギー論」 
...ガルボは、いい女優の特長として幅があるし、流動的だし、含蓄があるし、私は好きな女ですが、この平凡で謂わばセンチメンタルな映画を見て、私はどっち道不幸なめぐり合わせを描写して涙をこぼさせるようなのは、すきでないと感じました...   
宮本百合子  「獄中への手紙」 
...三字のよびかけに無量の含蓄がある...   
宮本百合子  「獄中への手紙」 
...この点については現代文学史的な含蓄があるのです...   
宮本百合子  「獄中への手紙」 
...何と含蓄があるでしょう...   
宮本百合子  「獄中への手紙」 
...何と又含蓄があるでしょう...   
宮本百合子  「獄中への手紙」 
...同時に縹渺とした含蓄がある...   
和辻哲郎  「古寺巡礼」 
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