...君寵によって数年の間に富と権力を併せ持つ出世ぶりだった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...成功、権力、青春、君寵、人気――このすばらしい伯爵の幸福になんの欠くることがあったろう...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...それほどにも深い君寵を示されて...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...ときどきは叫ぶものの――まだ君寵を取り返す望みはもとより...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...君寵と希望か――失寵と破滅か――彼女はそれをちゃんと知っていた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...この犬を愛育したか君寵(くんちょう)を失った後宮(ハレム)の宮女たちがこの犬を愛玩したか...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...凡そ軍人としては此の上もなき最高の位置及び之れに伴へる君寵を享け...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...君寵(くんちょう)頼み難(がた)し...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...君寵を恃んで無禮を働くにも程があるぞ...
中島敦 「盈虚」
...君寵を恃(たの)んで無礼を働くにも程があるぞ...
中島敦 「盈虚」
...楊家(やうか)の娘君寵(くんちよう)をうけてと長恨歌(ちようごんか)を引出(ひきいだ)すまでもなく...
樋口一葉 「たけくらべ」
...楊家(やうか)の娘(むすめ)君寵(くんちよう)をうけてと長恨歌(ちようごんか)を引出(ひきいだ)すまでもなく...
樋口一葉 「たけくらべ」
...第三者が見れば君寵(くんちょう)に変わりはないと見えることもその人自身にとっては些細(ささい)な差が生じるだけでも恨めしくなるものらしいですよ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...日頃より君寵をかさに着て...
吉川英治 「三国志」
...彼女の誇りも君寵も...
吉川英治 「私本太平記」
...信長の君寵も信用も一度に覆(くつがえ)って...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長の君寵(くんちょう)浅からぬ頃において...
吉川英治 「新書太閤記」
...いよいよ君寵(くんちょう)のお覚えを恃(たの)み...
吉川英治 「宮本武蔵」
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