...「君公庁(おおやけ)に召され給うと聞きしより...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...君公代理の前に出て...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...年頃にもなれば君公の小姓を勤めるような門閥にもなっていたから...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...君公の御恩を蒙る者が一人居るのであるから...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...この時自分は君公の命を伝うるのであるから...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...君公の御裁許も仰がず...
直木三十五 「南国太平記」
...君公に詫びる上から――二つには...
直木三十五 「南国太平記」
...アルバートはドイツ出でドイツの君公の文化的伝統で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...君公のお胸三寸下に...
吉川英治 「上杉謙信」
...君公のご恥辱を雪(すす)ぐは臣下の本分...
吉川英治 「剣難女難」
...せっかくですがまだ君公のお手のうちでは...
吉川英治 「三国志」
...君公へ対しても」「いや...
吉川英治 「新書太閤記」
...――君公の方から先にお使いを賜わりながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...君公が見ていらっしゃるというような気があったので...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...願わくば君公の本営を進めて...
吉川英治 「茶漬三略」
...祖先の恩、君公の恩は、忘れんとしても忘れようもないが、一頃(ひところ)、露命をつないだ馬の沓の恩は忘れそうじゃと、後々、誡(いまし)め合うて、細川家へお抱えとなった今月の今日を、毎年の寄合い日と決め、こうして藁(わら)の莚(むしろ)に、昔をしのび、三つの恩を胸に新たにしながら、貧しい酒もりを、大きく歓びおうている次第でござる」孫兵衛丞は、そういい足してから、武蔵へ杯を向けて、「いや、われらのことのみいうて許されい...
吉川英治 「宮本武蔵」
...おそれながら君公へ与訴(よそ)も苦しからず...
吉田松陰 「吉田松陰より某へ」
...セブの君公はスペイン人たちを非常に優遇し...
和辻哲郎 「鎖国」
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ああでもないこうでもない 死に損ない 着火
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