...さし交(かは)した枝の向き向きに...
芥川龍之介 「好色」
...なんだかみんなの心がてんでん向き向きのようで...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...尾州を始め斑組に荒らされた向き向きへ適当に返しましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その雑多と向き向きの中に...
三好十郎 「恐怖の季節」
...ツラがちがつているように一人一人向き向きがありますからね...
三好十郎 「肌の匂い」
...風に打たれて既に向き向きに仆れてゐる...
三好達治 「艸千里」
......
三好達治 「山果集」
...己(おの)が心の向き向きに寄る...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...唯(た)だ人は向き向き...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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