...どっちへ向いているのかね」虎船長が...
海野十三 「火薬船」
...上を向いているのであった...
海野十三 「地球要塞」
...知らん顔をして横を向いている...
谷崎潤一郎 「蘿洞先生」
...郷里の無錫に心が向いている彼は...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...しょんぼりと俯向いている...
豊島与志雄 「復讐」
...俯向いている一座の人々の中から...
直木三十五 「南国太平記」
...打掛(うちかけ)を着たお姫様が向うを向いている...
中里介山 「大菩薩峠」
...下を向いていると...
中里介山 「大菩薩峠」
...当然その眼が伊勢の国へ向いている時は...
中里介山 「大菩薩峠」
...じっと探るようにこっちを向いているのを...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...下を向いている)……驚いたなあ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...下を向いている)……驚いたなあ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...西を向いておれと言えば三年でも西を向いていると言ってもいいほど従順で...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
...西へ向いているのか東へさしているのか...
吉川英治 「江戸三国志」
...お蝶の仰向いている寝台のそばへ寄せてゆきました...
吉川英治 「江戸三国志」
...そのほうへ出向いているにちがいない...
吉川英治 「三国志」
...いつまで仰向いている顔もここにはあった...
吉川英治 「私本太平記」
...八醒(さ)めてもいない、眠ってもいない、そうしたうつつの間に、うす眼を開いて、仰向いていると、武蔵はふと、そこに吊り下げてある風車に、不審を抱いた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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