...詩では大體に於いて農業の祖を后稷に歸するのであつて...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...宮篇には后稷は禹の事業を繼いで農業を開いた樣に云うて居る...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...元祖の后稷並びにその外に公劉が農事に務めた樣に詩の大雅には出て居るが...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...后稷降播農殖百穀...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...例へば支那の古代に於て、殷と周との開祖の傳説は、殷の方は契(せつ)の母が玄鳥の卵を墮すを拾つて食べたので姙娠し、契を生んだといふ話があり、周の祖后稷は、其母が野に出て巨人の足跡の拇を踏んで、其れに感じて姙娠して生れたと謂はれてゐて、各々別々の傳説であつたのであるが、後に其れが統一されて、后稷の母は帝の元妃、契の母は帝の次妃であるといふことになり、之を兄弟としてしまつた...
内藤湖南 「女眞種族の同源傳説」
...周の先祖后稷(こうしょく)ここに棄てられたを...
南方熊楠 「十二支考」
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