...昨日古今無類の名酒を貰ひ受けましたから...
薄田泣菫 「茶話」
...結構な名酒を貰つて...
薄田泣菫 「茶話」
...名酒を貰つたのは其方(そち)ぢやからの...
薄田泣菫 「茶話」
...名酒はその者へ返し遣はす...
薄田泣菫 「茶話」
...酒家では店の名酒である千日酒といふのを与へたが...
薄田泣菫 「独楽園」
...さてあるだけの名酒の樽をのこらず持ってまいれとの御諚(ごじょう)でござりました...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...是日柳橋の名妓数名酒間を斡旋す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...京から名酒を取寄せて贈り越したものがあって...
中里介山 「大菩薩峠」
...釧路一流の芸妓(げいしや)も十数名酒間を斡旋した...
野口雨情 「石川啄木と小奴」
...何んとかいふ名酒を散々頂戴したんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
宮本百合子 「一票の教訓」
...今でも名酒と折紙をつけられている「鶴亀」「万代」など...
矢田津世子 「女心拾遺」
...六名酒を呑んでいる...
山中貞雄 「恋と十手と巾着切」
...「成都の名酒五十樽を早速に調達せよ」と命じた...
吉川英治 「三国志」
...天野山金剛寺の名酒だの...
吉川英治 「私本太平記」
...琥珀(こはく)のさかずきに紫府(しふ)の名酒が注(そそ)がれるたび...
吉川英治 「新・水滸伝」
...檜枝岐村より会津の名酒を此処に運(はこ)び置(お)けば...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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