...彼女は名調子で話すので、とても上品な印象がある...
...あの歌手の名調子には惹きつけられるものがある...
...彼が名調子で話すのを聞くと、どこか安心感が湧いてくる...
...名調子のあるアナウンサーは、落ち着いたニュース番組にぴったりだ...
...母親は子どもに向かってもいつも名調子で話すので、優しい印象がある...
...あの胸のすくような名調子に変っていた...
海野十三 「西湖の屍人」
...」と名調子でもって一気にまくし立てると...
太宰治 「新釈諸国噺」
...或いは武蔵の名調子を気障(きざ)なりとしてどっちもどっちだと思い...
太宰治 「新釈諸国噺」
...ウイッタンバーグ仕込みの名調子を聞かせてくれるというので...
太宰治 「新ハムレット」
...ウイッタンバーグ仕込みの名調子は...
太宰治 「新ハムレット」
...名調子なのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...だがこの名調子にいつとはなくやきが回ると...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...大船の――かとりの海にいかりおろしいかなる人か物思(ものも)はざらむ――朗々たる名調子で...
中里介山 「大菩薩峠」
...名調子とでも云ひたい位だ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...流れるように歌い出していく名調子には...
正岡容 「寄席」
...尾崎士郎氏は名調子の感傷とともにではあるが...
宮本百合子 「明日の言葉」
...(ここの調子は名調子よ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...さすがに叩き込んだ名調子...
山本笑月 「明治世相百話」
...音声は独特の名調子...
山本笑月 「明治世相百話」
...島原でも評判の名調子...
夢野久作 「名娼満月」
...」と医者は名調子で聴衆に対い...
横光利一 「夜の靴」
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