...彼は自分の名誉心を傷つけられることを恐れていた...
...私たちは名誉心を刺激されるような言葉は使わないようにしましょう...
...名誉心にかけるものがある人は、何でも頑張ります...
...彼女は自分の名誉心を守るために、嘘をつくことになってしまった...
...あなたは名誉心を満足させることができるような成功をおさめましたね...
...浮薄(ふはく)な名誉心(めいよしん)などに動かされる質(たち)ではないけれど...
伊藤左千夫 「廃める」
...名を残すことの出来ると云ふその人にとつてはこの上もない或る期待をもつてその大きな名誉心に馳られてゐるので結局は矢張り自分の為めなのです...
伊藤野枝 「従妹に」
...なにも名誉心のためではありません...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...名誉心が強すぎて...
太宰治 「新釈諸国噺」
...……俺が利己心と名誉心に操られているなんてことも...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...良くいえば非常に名誉心の強い人間である...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...名誉心について名誉心と虚栄心とほど混同され易(やす)いものはない...
三木清 「人生論ノート」
...しかしまた名誉心は極めて容易に虚栄心に変ずるものである...
三木清 「人生論ノート」
...名誉心は自己の品位についての自覚である...
三木清 「人生論ノート」
...また最高の名誉心である...
三木清 「人生論ノート」
...名誉心においては相手は甲であり或いは乙であり...
三木清 「人生論ノート」
...名誉心は自己意識と不可分のものであるが...
三木清 「人生論ノート」
...そこに名誉心の矛盾がある...
三木清 「人生論ノート」
...この点において愛は名誉心と対蹠(たいせき)的である...
三木清 「人生論ノート」
...宗教こそ名誉心の限界を明瞭(めいりょう)にするものである...
三木清 「人生論ノート」
...この社会において名誉心と虚栄心との区別が曖昧になったという事情に相応している...
三木清 「人生論ノート」
...その女の英雄崇拝や名誉心や盲信を描き出したとして...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この名誉心こそは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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