...註いだの本名石斑魚(うぐひ)...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...天下一の名石でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...四世円太郎、本名石井菊松、明治卅一年十一月四日卒、戒名は円立院花橘日松信士である...
正岡容 「巣鴨菊」
...〈蜥蜴一名石竜子...
南方熊楠 「十二支考」
...これは漢名石蛇で...
南方熊楠 「十二支考」
...漢名石蛇というほど蟠(ま)いた蛇に酷(よく)似いる...
南方熊楠 「十二支考」
...中に三百円も投じた「えびの巣」という名石や...
山本笑月 「明治世相百話」
...その当時、敏捷なその筋の手配により、事件後数時間を出でずして捕まった犯人生蕃小僧こと、本名石栗虎太は、まだ轟氏殺害の理由について一言も供述せず、従って一切はまだ巨大な疑問符の蔭に蔽い隠されている現情であるが、偶然にも当日興行される大天才ポー原作の『二重心臓』に用いられている物凄いトリックは、創作後百年を経過した今日に於て、この満天下を震駭した犯行の大疑問符を、遺憾なく抹消するに足る意外千万な鍵を指示している事を筆者は明言して憚らない者である...
夢野久作 「二重心臓」
...どこを歩いても名石だらけだ...
吉川英治 「折々の記」
...名石も過ぎては名石ではないことになる...
吉川英治 「折々の記」
...とろけるような名石で方円四寸ばかり...
吉川英治 「三国志」
...そしてなおも、「はてな? ……これは尋常の印顆(いんか)ではないが」と、掌中の名石を、恍惚(こうこつ)として凝視していた...
吉川英治 「三国志」
...名石らしい名石はないのであった...
吉川英治 「私本太平記」
...西湖の名石(めいせき)をたくさん...
吉川英治 「新・水滸伝」
...折角の偉材名石でありながら...
吉川英治 「宮本武蔵」
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吸わせる やはり野に置け蓮華草 上流階級
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