...それは私の家では結婚する時にきっと先祖から伝えてきた名玉を結婚の指輪に入れなければできない事になっています...
有島武郎 「燕と王子」
...かのわかい武士の言う名玉というのは今は私のひとみになっている...
有島武郎 「燕と王子」
...名玉山海(めいぎよくさんかい)を照(て)らせる君(きみ)よ...
泉鏡花 「芥川龍之介氏を弔ふ」
...名玉「エジプトの星」は再び岩瀬氏の手にもどるか否か...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...この造化の大傑作とも言うべき名玉は...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...何千万円するかも知れない稀代の名玉は...
野村胡堂 「呪の金剛石」
......
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これは『本草綱目』に芝に五品あるとしてこれを青芝、赤芝、黄芝(金芝)、白芝(一名玉芝、素芝)、紫芝(一名木芝)に別っており、その紫芝をマンネンタケにあてたものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...「ああ研(みが)けば光る名玉――」思わず舌を巻いて驚嘆したのである...
吉川英治 「剣難女難」
...「研(みが)けば光る名玉に...
吉川英治 「剣難女難」
...夜光の名玉を磨いたような馬上杯で...
吉川英治 「三国志」
...名玉(めいぎょく)の香炉(こうろ)のごとく...
吉川英治 「新書太閤記」
...この荒(すさ)び果てた法界の暗流(あんる)と濁濤(だくとう)をすくう名玉となるかも知れない...
吉川英治 「親鸞」
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