例文・使い方一覧でみる「名状」の意味


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...心の裡(うち)に名状すべからざる喜を覺えき...   心の裡に名状すべからざる喜を覺えきの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...分けて谷の西向の斜面の土の色が名状の出來ない美しいものに見えた...   分けて谷の西向の斜面の土の色が名状の出來ない美しいものに見えたの読み方
寺田寅彦 「寫生紀行」

...飲んでみると名状の出来ぬ芳烈な香気が鼻と咽喉(のど)を通じて全身に漲(みなぎ)るのであった...   飲んでみると名状の出来ぬ芳烈な香気が鼻と咽喉を通じて全身に漲るのであったの読み方
寺田寅彦 「重兵衛さんの一家」

...それにかかわらず何とも名状の出来ぬ一種の清新な空気が画面に泛(ただよ)うている事は極端な頑固な人でない限りおそらく誰でも容易に観取する事が出来るだろう...   それにかかわらず何とも名状の出来ぬ一種の清新な空気が画面に泛うている事は極端な頑固な人でない限りおそらく誰でも容易に観取する事が出来るだろうの読み方
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」

...名状のできぬ暗い恐ろしい感じに襲われて夢中に駆け出して帰って来た事もあった...   名状のできぬ暗い恐ろしい感じに襲われて夢中に駆け出して帰って来た事もあったの読み方
寺田寅彦 「花物語」

...心のうちには名状しがたい感情が乱れた...   心のうちには名状しがたい感情が乱れたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...無限なるものと有限なるものとの人為的および神為的結合から生ずる名状し難いものを...   無限なるものと有限なるものとの人為的および神為的結合から生ずる名状し難いものをの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...名状すべからざる気分に溢れておりました...   名状すべからざる気分に溢れておりましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...漠然と名状し難い臭気が充満しておりました...   漠然と名状し難い臭気が充満しておりましたの読み方
西尾正 「墓場」

...何とも名状しがたい...   何とも名状しがたいの読み方
平林初之輔 「人造人間」

...名状するに堪えず...   名状するに堪えずの読み方
福沢諭吉 「学校の説」

...特に一種名状することの出来ない強い凄い青光を放った...   特に一種名状することの出来ない強い凄い青光を放ったの読み方
武者金吉 「地震なまず」

...名状すべからざる夜であつた...   名状すべからざる夜であつたの読み方
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」

...一種名状の出来ない疲労を覚えると共に...   一種名状の出来ない疲労を覚えると共にの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...名状しがたい苦悶になつた...   名状しがたい苦悶になつたの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

...新たに名状し難い臭いに加わって現れた例の鼻が曲がるような奇妙な悪臭が...   新たに名状し難い臭いに加わって現れた例の鼻が曲がるような奇妙な悪臭がの読み方
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」

...もう一つの名状し難い臭いの方はさっぱり判らなくなってしまった...   もう一つの名状し難い臭いの方はさっぱり判らなくなってしまったの読み方
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」

...嫌悪すべき古代世界の秘教を束ねる名状し難い集団との関係が取り沙汰されている学者たちと昵懇であるという不愉快な報告があった...   嫌悪すべき古代世界の秘教を束ねる名状し難い集団との関係が取り沙汰されている学者たちと昵懇であるという不愉快な報告があったの読み方
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」

「名状」の読みかた

「名状」の書き方・書き順

いろんなフォントで「名状」

「名状」の英語の意味


ランダム例文:
ミケランジェロ   土風炉   蛇虫  

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