...「名文家の言葉に感銘を受けた」...
...「彼は名文家として有名だ」...
...「名文家の作品を読むのが好きだ」...
...「あの小説は名文家の手によるものだ」...
...「名文家たちの作品が集められたアンソロジー本を買った」...
...(暫く十九世紀中葉の作家たちはバルザツクでもスタンダアルでもサンドでも名文家ではなかつたと云ふアナトオル・フランスの言葉を信ずるとすれば)殊(こと)に絵画的効果を与へることはその点では無力に近かつたスタンダアルなどの匹儔(ひつちう)ではない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...名文家ではあり得ませんでした...
芥川龍之介 「ポーの片影」
...」プロコピオス(Procopius)はこの時期の歴史家(訳注:政治家、名文家...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...併し科学的名文家としてのジーンズは充分に尊重されていいと思う...
戸坂潤 「読書法」
...日本にも自然科学者で科学的文章の名文家が少なくない...
戸坂潤 「読書法」
...一つは范曄の如き人は自分が名文家であるところから...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...元禄時代にあって俳諧をつくる者は皆名文家である...
永井荷風 「正宗谷崎両氏の批評に答う」
...この一編は名文家の書いたうちの名文であるそうだ...
夏目漱石 「三四郎」
...文法家に名文家なく...
夏目漱石 「中味と形式」
...どんな名文家も真似の出来ない芸当です...
野村胡堂 「音波の殺人」
...ブウルダルウ等皆当時の名文家である...
平林初之輔 「文学方法論」
...世界で屈指(くっし)の名文家(めいぶんか)です...
アナトール・フランス 岸田國士訳 「母の話」
...同じ棋客の向井一男さんなんかも名文家のやうである...
三好達治 「棋家の文章など」
...これに加えてリカアドウは決していわゆる名文家ではない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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