...代表者として出席することになったので、私が名代として参ります...
...先輩が急用で欠席することになり、私が名代を務めることになりました...
...今回の謝恩会には、各学科から一名代表者を推薦していただくことになっています...
...その大会の開会式には、名代として田中さんが来賓として出席されました...
...会社の役員会には、私が名代として参加することになっています...
...太陽は名代の顔にしまを作ったと云う事である...
青柳喜兵衛 「夢の如く出現した彼」
...火取虫に名代を頼みしならん...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...山田(やまだ)なにがしといふ名代(なだい)の臆病(おくびやう)ものが...
泉鏡花 「怪談女の輪」
...昔一日百両の売上げがあったという誰知らぬものない名代の店であった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...名代の十一屋(じゅういちや)というのがある...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...名代の塩煎餅(しおせんべい)ですよ...
徳田秋声 「黴」
...その頃朝鮮から来ていた名代(なだい)の美男子の役者がありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...迷わすはしょんがいなこれや名代(なだい)の大原女(おはらめ)...
中里介山 「大菩薩峠」
...三輪の万七も間の悪さを我慢して、ちょいちょい顔は出しますが、しばらくは手の下しようもなく、平次はガラッ八に言い付けて、横山町一円に泳がせましたが、名代の早耳も、大した面白い話を聞き込んだ様子もありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...珊瑚王の伜で名代の好事家(ディレッタント)山木元吉...
久生十蘭 「魔都」
...「ふうむ」三ツばかり先の名代(みょうだい)部屋で唾壺(はいふき)の音をさせたかと思うと...
広津柳浪 「今戸心中」
...あんでも名代の子育て飴だていう...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...差合に付為名代尚差出...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...めっかち生薑(しょうが)と千木箱(ちぎばこ)で名代の芝神明(しんめい)...
山本笑月 「明治世相百話」
...「はははは福知山名代の腰抜けが...
吉川英治 「剣難女難」
...あるまいな」「お媒人(なこうど)の名代殿には...
吉川英治 「新書太閤記」
...筑前の名代(みょうだい)として...
吉川英治 「新書太閤記」
...一流どこの名代(なだい)な料亭がある...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索