...またこの子の名をあげることであるなら...
岩野泡鳴 「耽溺」
...この子は名をあげるぜ」と言った...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...日本人の名をあげることが出来るぞ...
海野十三 「暗号音盤事件」
...学者となって名をあげる必要もない...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...諸葛孔明の名をあげる人が多いであろう...
中谷宇吉郎 「詩人への註文」
...これによって永らく腐り切っていた北番所の名をあげることも出来...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...わざとその作者の名をあげるのを略したこともある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それらは名をあげるだけでぞっとするが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あのひとはきっといまに名をあげる...
山本周五郎 「おれの女房」
...将来天下に名をあげることができるもんか...
吉川英治 「神州天馬侠」
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