...彼は一度紙屑籠(かみくずかご)へほうり込んであった包み紙やひもや名あて札をもう一ぺん検査して見た...
寺田寅彦 「球根」
...彼女名あての一通の封書を手渡した...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...彼の名あてになっている封筒を開いた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...名あての名が自分の目の前に現われるまで引きずっていった...
夏目漱石 「手紙」
...名あてには重吉の姓と名がはっきり書いてあった...
夏目漱石 「手紙」
...山県兵部大輔の両名あてに発送した手紙は...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...おれの名あてだから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...姉の名あての手紙の束を見たことがあった...
室生犀星 「幼年時代」
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